2020.11.16
食品業界の課題
食品業界の課題に、コロナが感染症として世界中に広がり人々の生活が大きく変わってきたことがあげられます。
大きな変化に取り残されないようにすることが食品業界の課題です。
中でも在宅によるリモートワーク、ZOOMでの商談、ZOOM飲み会、アーティスト・ミュージシャンによるライブ配信。
これらはコロナによって広がりましたが、コロナが収束しても継続される事は予測されます。
コロナによって生活スタイル・ビジネススタイルが変化しているコロナ時代に突入しています。
このコロナ時代で食品業界も課題に直面しています。
コロナ禍で直面する食品業界の課題
食に関して安全安心はもちろんですが、やはり食品メーカーとして提供したいのは食べる事による「幸福感」です。
味もそうですが、食べるシチュエーション、食べる事によるちょっとした楽しさ、幸せを提供しています。
幸福感の提供のために行われていた主な施策が「試食」でした。
実際に食べてもらう事でお客様がこういうシーンで食べたい、あの人に送ったら喜ばれるかもと想像してもらう事が出来ました。
大きく変わったのは食べてもらう事が出来ないなど、既存の施策が出来なくなっており、食品メーカーは新しい施策を考えてお客様にどう手に取ってもらうかという課題に直面しています。
食品メーカーとしてどう対応するか
新しい施策を考えても根拠データがない為、踏み切ることが出来ない。コストに対して見合ったリターンがあるのか分からない。
誰も経験した事がない時代に突入していますから、「今までの経験」が生かされません。
まるか食品はこれまで「お客様の声」に対して真摯に対応してきました。
爆発的ヒット「イカ天瀬戸内れもん味」もお客様の声から誕生しました。
地元のお土産屋さんから地元のれもんを使った商品の継続の声がありました、おじさんの食べ物として馴染まれていた珍味を女性向けにリニューアルしたいという社員の声がありました。
女性向け商品に営業は大反対でしたが、女性の社員、パートさんの声があり発売に踏み切りました。
答えはお客様が持っている
苦すぎて売れないと言われていた「ヘルシア緑茶」、苦い事で効き目がありそうと売れました。
濁っている飲料が売れないという固定概念があったお茶業界、「綾鷹」は沈殿物があることでお茶本来の旨味と香りを出しました。
美味しいのは当たり前の時代、美味しいから売れる時代は終わりました。何が売れるかはお客様が教えてくれます。
まるか食品のイカ天瀬戸内れもん味もそうでした。当初は営業どころか問屋さんでもこんなの売れるかと厳しい声を頂きました。
しかしながら、若い女性を中心にSNSで拡散され、結果的にテレビでも扱って頂き、今では発売から1500万袋を売り上げる大ヒット商品となりました。
ブランド化による商品認知が不可欠
上記のように、イカ天瀬戸内れもん味が大ヒット商品となったのは、「瀬戸内ブランド」を全面的にアピールしたことが要因として挙げられます。
「瀬戸内ブランド」と言えばイカ天瀬戸内れもん味だ!とお客様に認知して頂くことで、
瀬戸内を押したいスーパーやお土産売り場で取り扱って頂けるようになりました。
ブランドを認知して頂くために、Instagram・Twitter・Facebookはもちろん、YouTubeや自社サイト等、
あらゆるメディアでブランドを全面的にアピールしました。
その結果、テレビや雑誌でも取り扱って頂けるようになり、広くお客様に知って頂くとこに繋がりました。
今では、第二第三の瀬戸内ブランド商品の開発を進めて、「瀬戸内ブランド」の活性化に力を入れています。
まとめ
今回はまるか食品業界の課題についてご紹介しました。
まるか食品では、こういった食品業界の課題に立ち向かうべく、日々改善を繰り返して、安全で安心な商品をお客様へお届けしております。
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